サイエンスアーツは、主に「Buddycom」というライブコミュニケーションプラットフォームを提供しています。このサービスは、店舗や交通インフラなどのフロントラインワーカーをつなげるためのもので、スマートフォンやタブレットにアプリをインストールすることで、トランシーバーのように一斉にコミュニケーションを取ることが可能です。

「Buddycom」は、音声通話だけでなく、通話履歴の再生、テキスト化、翻訳、テキストチャット、映像配信、位置情報の共有、AIを利用したデジタルアシスタントなど、多様な機能を備えています。これにより、現場での円滑なコミュニケーションをサポートし、業務効率やサービス向上に貢献しています。

料金体系はサブスクリプション型で、Talk Lite、Talk Enterprise、Livecast Enterpriseの3つのプランがあります。各プランは年契約または月契約が可能で、必要な機能に応じて選択できます。また、オプションとして「Buddycomベル」や「BuddycomAI」なども提供されています。

サイエンスアーツは、イヤホンマイクやヘッドセットなどのアクセサリーも販売しています。これらのアクセサリーは、Buddycomの利用をより便利にするためのもので、長時間の使用に耐える設計がされています。特に、現場のニーズに応じた多様な製品ラインナップが特徴です。

販売チャネルとしては、通信事業者やオフィス用品を扱う企業などの販売代理店を通じて、全国の顧客に対応しています。また、ウェブを通じた直接販売も行っています。これにより、少人数での効率的な販売体制を実現しています。

その他の事業として、サイエンスアーツは「ALTIBASE」というハイブリッド型データベースのライセンス販売とサポートも行っています。新規顧客へのライセンス販売は終了していますが、既存顧客へのサポートは継続しています。

（単位：百万円）	2019/08	2020/08	2021/08	2022/08	2023/08	2024/08	2025/08
Buddycom事業	142	202	356	653	762	1,179	1,653
ALTIBASE事業	37	-	-	-	-	-	-

Science Arts, Inc.JP:4412

セグメント売上高

セグメント損益