ユニ・チャームは、持続的な成長を目指し、2024年から2026年までの3年間を対象とした第12次中期経営計画を推進しています。この計画では、売上高と利益の継続的な成長、そしてROEの向上を重視し、資本効率の高い経営体質の構築を目指しています。

同社は、国内外での市場創造と価値創造に注力しています。特に、日本製品の需要最大化やアジアでの高齢化対応、感染症予防関連商品の拡大を迅速に進めています。また、海外市場ではリスク管理を強化しつつ、成長市場でのカテゴリーリーダーとしての地位確立を目指しています。

国内では、新基幹システムの導入により、製品の入出荷情報の不整合などの課題に対処しています。これにより、システム開発や運用に関する内部統制の強化を図り、企業変革を推進しています。さらに、商品革新による価値向上や原価低減、経営資源の効率的活用を強化しています。

ユニ・チャームは、環境（E）、社会（S）、ガバナンス（G）を企業価値向上の基盤と位置付け、環境配慮やガバナンス体制の強化を継続しています。子会社の内部統制体制の改善を通じて、企業経営の健全性と透明性を高めることを目指しています。

UNICHARM CORPORATIONJP:8113